兵庫県三田市
地域ケアセンター
木造2階建て
敷地面積 302.52㎡
延べ床面積 234.94㎡
自然とひとが交わるまちの縁側
1階にデイサービス、2階に訪問看護ステーション、居宅介護支援事業所がある地域ケアセンターは“自然と交わり ひとが交わる まちの縁側”をコンセプトに生まれました。社会福祉法人きらくえんの理念、“どんなに重い障害をもっていても、地域の中で暮らす生活者として、普通の暮らしを保障されなければならないとする「ノーマライゼーション」”にもとづき、利用者さんにとって、安心して暮らすことができる『もう一つの我が家』、地域に方にとっては、気軽に立ち寄れる『みんなの縁側』であることを目指しています。道に面して木立の庭をつくり、リビングを設けることで、利用者さんは、季節のうつろいをいつも感じて過ごすことができます。玄関を入ると、キッチンステーションでスタッフさんがお出迎え。木の梁あらわしの天井に包まれた空間は、風に揺れる木立や空の景色が広がります。テーブルを囲んで語らったり、ソファーに横になって過ごしたり、テラスをお散歩したり。入浴、トイレ、手洗いなど、暮らしの一つ一つの行為が気持ちよくできるように、仕上や触れる素材にも配慮しています。自然のうつろいをいつも身近に感じて、思い思いに過ごすことができる、“開かれたみんなの居場所”です。