箕面森町の家

夫婦+子ども1人
鉄骨一部木造平屋建て
敷地面積:244.99㎡
延床面積:78.69㎡

景色に住む

都心のマンションに住む家族は、「自然を身近に感じて過ごしたい」その思いから、家から車で40分、山の景色を望める場所に、“もう一つの我が家”を考えた。「最小限暮らしに必要なものは、何だろう?」キッチン、トイレ、お風呂、収納、寝るためのタタミ間。用を足す5つの小屋を、周辺環境や、光・風の入り具合、動線、過ごし方など読み解いて敷地に配置、プランを決めた。小屋の合間には雑木を植え、小屋と樹々に囲まれた中央は、リビングに。屋根をかけ、壁はスチールサッシとガラスで仕上げ、“景色に居る”透けた空間になった。春は樹々の芽吹きを、夏は青空が頭上に広がり、秋は紅に染まる山を目にし、冬は風に舞う一面雪景色。我が家に居て、“まるでキャンプしているみたい”新たな景色が見えてきたという。趣の異なる小屋を行き来するのも、また楽しい。秋も終わりごろ、小さな小屋が集うイエは、錦に染まる山の景色とともに、佇んでいた。

PAGE TOP