上本町の家(マンション改修)

 

大阪市
夫婦+子ども2人
マンション改修プロジェクト
延床面積:71㎡

~キッチンに集う~

鮨屋をいとなむ主人夫婦が、子どもの成長とともに暮らしをアップデート。我が家で料理に向き合い、家族と過ごすひとときに重きをおきたい、そんな思いからご相談がスタートした。
自然を身近に感じて過ごす暮らしは、都心のマンションでは望めない。ならば割り切って、南面窓全面に布張りの障子を、窓際には収納付きのベンチを設けてみよう。濾過された柔らかな光、陽だまりの中で、座り込んだり寝転んだり、とっておきのひとときを過ごすことができるように。
暮らしの核となるキッチンは、道具としてはもちろん、くつろぎ感を保つウールのカーペットや、手仕事で仕上げた左官塗の壁や天井とともに、空間を生みだす重鎮的存在だ。製作は大川家具製作所さん。「やりたいことにチャレンジさせていただいて」と大川さん曰く、使い勝手は考慮され、繊細なバランスを保ちながら、無垢材の活かし方、異素材との組み合わせなど、独自の“用の美”と“試みのデザイン”がなされている。なによりも使う人が日々触れる中で、使うことのここちよさや愉しみ、幸福感が宿っている。
施主、つくり手たちと『ともにつくる』ことは、新たな世界に誘われ、つねに発見あり、学びがあります。

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