伊方町の家(愛媛)

 

愛媛県西宇和郡伊方町
基礎鉄筋コンクリート造、鉄骨・木造の混構造
敷地面積:589㎡
延床面積:75.38㎡

~海山をのぞむ暮らし~

斜面に建つ家は、22坪の平屋と小ぶりだが、ほぼワンルームの暮らしの場からは、唯一無二の景色、瀬戸内海の島々がパノラマに広がる。
晴れ渡る日には、風に押され雲の影が刻々と大地を流れゆき、ときに霧で覆われる日には、開かれた窓から、家中を霧が通り過ぎ海へと降りていく。変化する自然の姿とまじかに向き合う暮らしがここにある。
家の構成は、斜面に大きな縁側を置き、扇型の屋根をかけたシンプルなもの。縁側は、山側はコンクリートと緊結、海側は鉄骨柱で浮かせた鉄骨造のスラブ。大屋根は木造で、山側を木造の壁で、海側は鉄骨の独立柱で支える混構造。大地に負担をかけない考えをもとに、構造家下山氏の設計によるものだ。
自然の厳しさ、そしてゆたかさとも向き合う家は、この地でのいとなみの拠りどころであり、自然とともに暮らしを試みる家でもある。
季節ごと、施主Kさんからとどく “海山の暮らしだより”が、私たちの楽しみ!

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